・サンジャン=ピエ=ド=ポーの街並み
・サンジャン=ピエ=ド=ポーのレストラン事情
・サンジャン=ピエ=ド=ポーのノートルダム教会
<カミーノの出発点”サンジャン=ピエ=ド=ポー”の街並み>
スペインとの国境の近くにあるフランス南西部の小さな街。
人口も1553人(2014年時点)と少ない。
だけど、ここは、サンティアゴ巡礼”フランスの道”の出発地点。
オンシーズンの春〜秋にかけては多くの巡礼者でにぎわう。
また、2016年には、フランスで最も美しい村に認定されたそう。
たしかに。まるで絵本の世界に来たような、そんな可愛い景観がいっぱい!
石畳の坂道、シタデル通りを送迎してくれる汽車。
赤いレンガの街並みと相まってとてもカワイイ!
こちらは、ノートルダム門。
教会の鐘楼に開けられた、珍しい門なんだとか。
メインの通りには・・・
両サイドにた〜くさんのお店が並んでいます😍
写真では載せきれないくらいたくさんあるんですよ!
クッキー屋さん
チーズ屋さん
カヌレ屋さん
サンダル屋さん
雑貨屋
アクセサリー屋さん
香辛料・乾物屋さん
チョコレート屋さん
もう本当にカワイイお店がいっぱい!!!
欲しいものがたくさんあったけど、、、
巡礼者にとって荷物増は相当な負担になるので、みーてーるーだーけー。。。
サンジャンピエドポーの郊外
中心街を少し外れると、、、
空が青くて、緑に囲まれて川のせせらぎの音が聞こえてくる。
田舎のほのぼのした空気感がたまらなく幸せな場所。
思わず深呼吸をしたくなるような、そんな場所。
”サンジャン=ピエ=ド=ポー”のレストラン事情
トリップアドバイザーによるとここには、30軒ほどのレストランやバルがあるみたい。
まずは、お店がたくさん並ぶメイン通りを歩いてみるも、どこも可愛くて美味しそうで、、、。
迷ってしまったので、クチコミポイントの高いレストランに行くことにした。
で、着いた!!!
んーここかー。
さりげない看板とよくある小さな入り口でだったので、、、本当においしいのかな?と半信半疑。
メニューをみるも、フランス語でよくわからない💦
とりあえず、中に入ってみることに。
おおおおーーーーー!!!小さな入り口の奥にこんなスペースが広がっているとは!!
驚き!!
何を注文しようかなとメニューをみるも、文字情報だと想像がつかず。
トリップアドバイザーに上がってる料理写真をみ”イカと野菜のグリル”に決定!
そして、スッキリした白ワインをキューーーッツ!!
サイコーかよ!?
むちゃくちゃ美味しかった。とても丁寧に作られたお料理だなあとおもった。
野菜の食感と香りがしっかり残ってるし、イカはプリプリ!ガーリックソースが相まってお酒が止まらない・・・
ひとくちひとくち悶絶しながら食べた。
このお店は本当にオススメ!!!
あまりにも美味しくて、口福。帰り際に料理長に記念に写真を・・・とお願いしてしまう程でした。
お店の情報はコチラ → Le Chat Perché
サンジャンピエドポーで1番美味しかったお店
他にもたくさんお店があったのですが、
なぜだかここでは美食を極めるよりもとにかくサンジャンの美しい景色を味わいたくて。
結局、同じバルに何度も通いました。
そのお店はコチラ。
テラスの雰囲気が最高なんですーーー!!!
ザ!サンジャンビエドポーという感じの↓↓↓!!!
室内はこんな感じで、透明のビニールでテラス感も味わえる。
この景色の中で食べると、美味しさが倍増する気がする!
蓋をあけると、、、
じゃーん!!
自家製ソーセージのトマト煮込み!!
ふわっと香草の香りがして、お肉はジューシーでおいしかった。
こちらは隣の席に座っていた、仲良しフランス5人組女子。
これでもか!というほど喋り倒していて、まさに”おしゃくそ”だなと。
わたしもお母さんくらいの年齢になった時に
こんな風にカミーノを一緒に歩ける仲間といたいなーと思うのでした。
その他、食べたのはサラダばかり。
アスパラとチーズのグリーンサラダ
また(笑)いかのグリルサラダ。
こっちに来てから、いかにハマってます。。。はい。
なんだかとても美味しく感じてw
今日もらったばかりの、巡礼者の証 ”ホタテ貝”と大好きなワインを持ってパチリ。
隣の人が、「あなたひとりじゃさみしいでしょう、、、」と言いながら写真を撮ってくれた。
お店の情報はコチラ → Café Ttipia
ノートルダム教会
夕飯を食べて宿に戻ろうと歩いていると
少し先の方から何やら美しい歌声が!!!!
どこから聞こえてくるんだろうと探していると、レンガ造りの扉が。
教会かな?と思って中に入ってみると、、、
でっぷりしたおじさんがたくさん!!!!
ぽっけに手をいれてたり、ふらふらしてたり、となりの人と話してたり
佇まいこそゆるくありますが、、、歌声は、本当に美しい。。。
ミサで歌う曲を練習してるのかな??
思わず聞き惚れて1時間くらい居てしまいました。
暗くなる前に帰ろうと思っていたのに気づけば22時。
慌てて外へ出るとあたりは真っ暗。
本当にまったく何も見えない。なんの明かりもない。
ど、どうしよう。。。
足元すら見えない。。。
ポケットから携帯を出してライトオン。
その明かりとグーグルマップを頼りに歩いていると
宿のオーナーが2階の窓から声をかけてくれた。。。
「ここよーー!みえるーー?」と。
お化け屋敷の中にいるような感覚だったので
オーナーのお母さんの声を聞いて心底ホッとしました。
そうだった。この街は巡礼者のスタート地点。
朝6時には出発する巡礼者はそんなに遅くにふらふらしないんだった。
みんな早く寝て初日のピレネー越えに備えてるんだった。
(わたしは、晴れの日に出発したくて天気待ち3日間・・・)
そんなこんな、サンジャンピエドポーでの日々を終えましたとさ。